

類人猿分類研修|人の違いを、組織の強さに変える企業研修
同じことを伝えたのに、すぐ動く人となかなか動かない人がいる。
丁寧に説明したつもりなのに、「細かすぎる」と感じる人もいれば、「もっと詳しく説明してほしい」と感じる人もいます。
積極的に意見を言う人を「頼もしい」と思う人もいれば、「強引だ」と感じる人もいます。
職場には、さまざまな価値観や考え方を持つ人が集まっています。
その違いを知らないまま仕事をしていると、「なぜ分かってくれないのか」「どうしてそんなことをするのか」という小さな違和感が、人間関係のストレスやコミュニケーション不足につながることがあります。
類人猿分類研修は、人を4つのタイプに当てはめて決めつけるための研修ではありません。
自分と相手では、大切にしていること、心地よいコミュニケーション、得意なこと、行動のきっかけが違うことを知り、その違いを仕事の中で活かしていくための企業研修です。
「自分と違うからイラッとする」から、「なるほど、このタイプらしいね」とクスッと笑える関係へ。
さらに、「自分には苦手だけれど、あの人には得意なこと」と理解できるようになれば、違いは対立の原因ではなく、互いを補い合う力になります。
違いをなくすのではなく、違いを組織の強さに変える。
それが、類人猿分類研修の目指すところです。
類人猿分類研修とは
類人猿分類は、人の価値観や行動傾向を、オランウータン・ゴリラ・チンパンジー・ボノボという4つのタイプから理解していく考え方です。
同じ出来事に直面しても、人によって重視することや反応は異なります。
その違いを「性格が合わない」「やる気がない」「分かってくれない」と判断するのではなく、まず自分と相手では物事を見る基準が違う可能性に気づく。
類人猿分類研修では、4タイプの特徴を聞くだけではなく、自己診断やグループワークを通して、参加者自身がその違いを体験します。
そこで生まれるのが、
「同じ質問なのに、こんなに答えが違うの?」
「自分たちには、その発想はなかった」
という驚きです。
違いを頭で覚えるのではなく、実際に体験することで、これまで理解できなかった相手の行動にも理由があることに気づいていきます。
こんな組織課題はありませんか?
- 部署やチームの連携がうまくいかない
それぞれ能力はあるのに、考え方や仕事の進め方の違いから衝突が起き、チームとして力を発揮できていない。 - 管理職によって部下育成に差がある
自分が成功した方法をそのまま部下にも求めてしまい、部下によって指導が響く場合と響かない場合がある。 - 新人が職場になじめず、早期離職につながっている
新人本人の能力だけでなく、上司や教育担当者とのコミュニケーションのすれ違いが起きている。 - ハラスメントを恐れてコミュニケーションが減っている
必要な指導まで避けるようになり、上司と部下の距離が広がっている。 - 「言ったのに伝わらない」が職場で繰り返されている
自分にとって分かりやすい伝え方が、相手にとっても分かりやすいとは限らないことに気づけていない。 - 人間関係のストレスが組織全体に影響している
「あの人とは合わない」という感情が、報連相や協力、仕事の分担にまで影響している。
これらは別々の問題に見えますが、根底に「自分と相手の違いを理解できていないこと」が関係している場合があります。
類人猿分類研修では、現在の組織課題に合わせて研修テーマを設計します。
企業の課題から選べる6つの類人猿分類研修
類人猿分類研修は、決まったプログラムをすべての企業へ同じように提供するものではありません。
チームづくり、ハラスメント防止、社員の定着、管理職育成、新人育成、コミュニケーションなど、現在抱えている課題を入口として導入できます。
チームビルディング研修
チームの連携を高め、それぞれの強みを活かしたい企業へ。
タイプによる考え方や得意分野の違いを理解し、自分とは異なる人を「合わない人」ではなく「自分にはない力を持つ人」と捉えられるチームづくりを目指します。
違いを対立の原因にするのではなく、役割分担や相互補完に活かすことで、個人の力をチームの力へ変えていきます。
詳しく見る:チームビルディング研修とは?目的・効果・成功させる方法と具体例
ハラスメント研修
ハラスメントを防ぎながら、必要なコミュニケーションは減らしたくない企業へ。
禁止事項を覚えるだけではなく、「自分にとって普通の言い方」が相手にはどう伝わるのかを考えます。
何も言わないことをハラスメント対策にするのではなく、相手との違いを理解したうえで、必要な指導やコミュニケーションができる関係づくりを目指します。
詳しく見る:ハラスメント研修とは?義務化・目的・内容とパワハラ対策
離職防止研修
社員の定着率を高め、働き続けたいと思える職場をつくりたい企業へ。
離職の理由は、給与・待遇、キャリア、仕事内容、評価、働き方、人間関係などさまざまです。ハラスメントはその一要因であり、離職防止と同じ意味ではありません。
類人猿分類を活用し、上司と部下の相互理解や、一人ひとりに合った伝え方・育成・強みの活用を考えます。制度や待遇の見直しと併せて、日々の関係づくりから社員の定着を支援します。
詳しく見る:離職防止とは?社員が辞める理由と効果的な対策・取り組み・研修方法
リーダーシップ研修・管理職研修
部下によって指導の響き方が違う、管理職によって育成力に差があると感じている企業へ。
管理職自身の「自分ならこうしてほしい」を基準にするのではなく、部下のタイプに応じた伝え方、任せ方、褒め方、フォロー方法を考えます。
部下の短所を修正するだけではなく、一人ひとりの強みを活かしてチームの成果につなげるマネジメントを目指します。
詳しく見る:管理職研修・リーダーシップ研修とは?内容・目的と部下育成に必要なマネジメント
新人研修・新入社員教育
新人の早期戦力化と定着を図りたい企業へ。
新人自身が自分の特徴を理解するとともに、上司や教育担当者との違いも理解します。
ビジネスマナーや仕事の基本を学んで終わるのではなく、配属後の報連相、相談、指導、フォローまで見据えた人間関係づくりにつなげます。
詳しく見る:新人研修・新入社員教育とは?早期戦力化と離職防止につながる育成のポイント
コミュニケーション研修
職場の日常的な「伝わらない」を減らしたい企業へ。
報連相、会議、部下指導、部署間連携などで、自分が話しやすい方法ではなく、相手が受け取りやすく行動しやすい伝え方を考えます。
コミュニケーション量を増やすだけではなく、「誰に、どう伝えるか」を変えることで、職場の人間関係改善につなげます。
6つの研修に共通するのは「相手流」のコミュニケーション
チームビルディング、ハラスメント防止、離職防止、管理職育成、新人育成、コミュニケーション。
研修名は違っていても、類人猿分類研修の根底にある考え方は共通しています。
それは、「自分ならどうしてほしいか」だけで相手への接し方を決めないことです。
自分は結論から言ってほしい。
でも、相手は理由や背景を理解してから動きたいかもしれない。
自分は任せてもらうと信頼されていると感じる。
でも、相手は途中で確認してもらったほうが安心できるかもしれない。
自分は成果を褒められると嬉しい。
でも、相手は努力や周囲への貢献を認めてもらうことを大切にしているかもしれない。
「自分流」から「相手流」へ。
自分と相手では響く言葉や行動のきっかけが違うことを知り、相手に合わせて関わり方を選べるようになることを目指します。
違うタイプへの「イラッ」を、「クスッ」へ
類人猿分類が目指すのは、4タイプの名前を覚えることではありません。
研修が終わった後、職場の日常会話の中で使われることです。
「その丁寧さ、ゴリラの良さが出てるね」
「新しい企画だから、チンパンジーの行動力を借りよう」
「オランウータンが納得できるように、先に根拠を整理しよう」
「今は解決策より、ボノボの共感力が必要かもしれないね」
自分と違う人の行動にイライラするのではなく、「この人はそういうタイプだから」と少し笑えるようになる。
そして、自分には難しいことを自然にできる相手に対して、「自分にはない強みを持っている」とリスペクトできるようになる。
違いを我慢する職場ではなく、違いを頼り合える職場へ。
それが、類人猿分類研修を通じて私たちがつくりたい組織です。
類人猿分類研修で目指す5つの変化
- 相手の言動に対するイライラを減らす
行動だけを見るのではなく、その背景にある価値観やタイプの違いを理解することで、相手を見る視点を増やします。 - 自分のコミュニケーションを見直す
「自分は普通に話している」から一歩進み、相手から自分がどう見えているかを考え、伝え方を選べるようになることを目指します。 - 強みと弱みを補完し合う
人の短所を直そうとするだけではなく、「違うからこそ任せられる」という関係をつくり、役割分担につなげます。 - 健全に意見を言い合えるチームをつくる
意見の違いを人間関係の対立にせず、異なる視点として扱える組織風土を目指します。 - 類人猿分類を職場の共通言語にする
研修の場だけで終わらせず、会議、報連相、部下指導、仕事の依頼など、日常のコミュニケーションへつなげます。
類人猿分類研修の基本的な流れ
研修テーマや対象者によって内容を調整しますが、基本となるのは、知識を一方的に聞くだけではなく、自分自身で違いを体験し、気づきを得る参加型の研修です。
| STEP1 | 類人猿分類を知る 類人猿分類の考え方や背景、4タイプの基本を知ります。 |
|---|---|
| STEP2 | 自分のタイプを知る 自己診断を通じて、自分自身が大切にしている価値観や行動の特徴について考えます。 |
| STEP3 | タイプごとに違いを体験する 同じタイプ同士でグループをつくり、同一テーマについてディスカッションします。 |
| STEP4 | 他タイプの考え方を知る 各グループの発表を聞き、「同じ状況でも、これほど考え方が違う」という驚きや気づきを共有します。 |
| STEP5 | 職場での活用方法を考える 参加企業の目的に合わせ、部下指導、チームづくり、新人育成、報連相など、実際の職場でどう活用するかを考えます。 |
知る・驚く・納得する。そして行動が変わる
類人猿分類研修では、最初から「相手を受け入れましょう」と精神論だけを伝えるのではありません。
グループワークを通じて自分たちの価値観を言葉にし、他タイプの発表を聞くことで、「そんな考え方があるのか」という驚きが生まれます。
違いに納得できるようになると、これまで理解できなかった相手の行動も、「この人にとっては自然なことなのかもしれない」と捉える選択肢が生まれます。
そこから、自分自身の伝え方や関わり方を変えることにつなげていきます。
さまざまな企業・組織で活用されています
類人猿分類は、小売業、製造業、サービス業などの一般企業をはじめ、学校法人、教育機関、医療機関など、さまざまな組織で活用されてきました。
これまでの受講者は延べ13,000人を超え、受講者アンケートでは5点満点中平均4.8という評価を得ています。
類人猿分類の価値は、研修中に「面白かった」で終わることではなく、研修後のマネジメント、人材育成、コミュニケーション、チームづくりに活用していただくことにあります。
類人猿分類セミナーは、企業・団体をはじめ、さまざまな場所で開催されています。開催企業・団体の一覧を別ページでご紹介しています。
類人猿分類研修を担当する講師
類人猿分類を企業の組織づくりや人材育成に活かしてきた講師が、研修・セミナーを担当しています。


土居裕介(ゴリラ・タイプ)
YPYエデュケーション・チーフマネージャー。グループ企業エブリイの人事部で約5,000名のスタッフの採用責任者を務め、類人猿分類を活用した組織開発・人材開発の導入と推進に携わってきました。
中村修司郎(オランウータン・タイプ)
「工房森の人」代表。流通小売業界を中心とした長年の現地指導・研修経験を持ち、2018年にYPYエデュケーション初の公認講師に認定されました。
講師紹介:土居裕介・中村修司郎のプロフィールを見る
個人だけでなく「組織」を見ることもできます
研修の目的やご契約内容に応じて、個人のタイプだけではなく、チームや組織全体の特徴を把握するための活用も可能です。
- 個人詳細診断
メインタイプだけではなく、一人の中にある4タイプの傾向や、仕事への向き合い方などをより詳しく確認します。 - 組織診断
個人の診断結果をチーム単位で整理し、組織内のタイプ構成や傾向を把握します。チームづくりや人材配置を考える材料として活用できます。
研修は企業ごとの課題に合わせて設計します
「類人猿分類について4時間説明する」という時間ありきの研修ではなく、まず企業が抱えている課題をお聞きします。
新人の離職を減らしたいのか、管理職の部下育成を改善したいのか、部署間の連携を良くしたいのか。
目的によって、取り上げる事例やグループワーク、研修後に意識してほしいポイントも変わります。
基本となる類人猿分類の考え方は共通ですが、企業の課題と対象者に合わせて研修内容をご提案します。
研修導入までの流れ
| STEP1 | 現在の課題をヒアリング 人材育成、離職、管理職、コミュニケーション、チームづくりなど、現在感じている課題をお聞きします。 |
|---|---|
| STEP2 | 研修テーマをご提案 6つの研修テーマを基本に、対象者、人数、時間、実施方法などを踏まえて内容を設計します。 |
| STEP3 | 類人猿分類研修を実施 自己診断、タイプ解説、グループワークなどを通じて、違いを体験的に理解します。 |
| STEP4 | 職場で実践 報連相、部下指導、仕事の分担、会議など、日常業務の中で類人猿分類を活用していただきます。 |
| STEP5 | 必要に応じて次の組織課題へ展開 新人研修から管理職研修へ、管理職研修からチームビルディングへというように、活用範囲を広げることもできます。 |
研修時間・実施方法・料金について
類人猿分類研修は、対面での集合研修(リアル)とオンライン研修のいずれにも対応しています。全スタッフ・全階層を対象とし、基本の研修時間は4時間(休憩時間を含む)です。
類人猿分類研修の料金モデル
| 実施形態 | 集合研修(リアル)/オンライン |
|---|---|
| 対象者 | 全スタッフ(全階層) |
| 研修時間 | 4時間(休憩時間含む) |
| 20名以上 | 330,000円(税込) |
| 19名以下 | 1名あたり16,500円(税込) |
例えば、10名でのご参加は165,000円(税込)、19名では313,500円(税込)となります。
※参加人数や開催時間については、皆様の状況を踏まえて最適なかたちをご提案いたします。
部署単位での実施、複数回開催、新入社員や管理職など階層別の実施についても、お気軽にご相談ください。
類人猿分類研修と類人猿分類セミナーの違い
このページでご案内している「類人猿分類研修」は、企業・団体へ講師を派遣し、組織課題に合わせて実施する企業向け研修です。
一方、株式会社YPYエデュケーションでは、一般の方にもご参加いただける公募型の「類人猿分類セミナー」を開催することがあります。
- 類人猿分類研修
企業・団体向け。チームビルディング、ハラスメント防止、離職防止、人材育成、管理職育成、コミュニケーションなど、組織の目的に合わせて内容をご提案します。 - 類人猿分類セミナー
一般の方も参加できる公募型イベントです。類人猿分類を知り、自分と他者の違いやコミュニケーションについて学んでいただけます。
公募セミナーの開催予定は、当サイトのイベント情報でご案内します。
よくある質問
- 類人猿分類研修とはどのような企業研修ですか?
-
人の価値観や行動傾向を4タイプという分かりやすい切り口から理解し、自分と相手の違いを職場のコミュニケーションや人材育成、チームづくりに活かす企業研修です。タイプを決めつけるのではなく、相互理解のきっかけとして活用します。
- どの研修を選べばよいか分からなくても相談できますか?
-
はい。チームビルディング、ハラスメント防止、離職防止、管理職育成、新人育成、コミュニケーションなど、現在感じている組織課題をお聞きしたうえで、対象者や目的に合った研修テーマをご提案します。
- 新人研修や管理職研修など、目的に合わせて内容を変更できますか?
-
はい。類人猿分類の基本的な考え方は共通ですが、新人研修、管理職研修、チームビルディング研修、ハラスメント研修、離職防止研修、コミュニケーション研修など、対象者と企業課題に合わせて内容をご提案します。
- ハラスメント研修として利用できますか?
-
ご利用いただけます。ただし、類人猿分類研修は法律や社内規程について学ぶコンプライアンス研修の代替ではありません。相手との違いを理解し、日常の伝え方や関係づくりを改善するという側面からハラスメント防止を支援します。
- オンラインでも実施できますか?
-
はい。対面での集合研修のほか、オンラインでの実施にも対応できます。人数や研修目的によって適した実施方法をご提案します。
- 研修時間や参加人数は決まっていますか?
-
固定ではありません。標準的な研修では4時間を一つの目安としてきましたが、目的、対象者、人数、業務への影響などを踏まえ、実施方法をご提案します。
- 研修の料金はいくらですか?
-
基本の研修時間は休憩を含む4時間です。料金は20名以上の場合330,000円(税込)、19名以下の場合は1名あたり16,500円(税込)です。参加人数や開催時間については、ご希望や状況を踏まえて最適なかたちをご提案します。
類人猿分類研修について相談してみませんか?
「自社の場合、どの研修テーマが合っているのか分からない」という段階でも構いません。
新人の離職、管理職の育成、部署間の関係、ハラスメント対策、コミュニケーション不足など、現在感じている課題をお聞かせください。
課題を整理したうえで、類人猿分類をどのように活用できるかをご提案します。
研修を実施すること自体が目的ではありません。
研修後も「ゴリラの良さが出てるね」「これはチンパンジーに任せよう」「オランウータンが納得できる説明にしよう」「ここはボノボの共感力が必要だね」と自然に言葉が飛び交い、人の違いを前向きに活かせる組織になること。
類人猿分類を、そんな職場づくりの共通言語としてお役立てください。
